英語が苦手な学生というは、中学の時に原因があることが多いようですね。
中学校ではじめて英語を習いますから、英語授業の文法をまなぶときにつまずいてしまったと感じているようです。
それなので、一旦英語が苦手だと思ってしまうと、英語はつまらない、やるのが苦痛となっててしまいます。
そして、英会話の練習しようとしても、やる気がのらず、進んで取り組んでいくようになっていきません。
英語はコミュニケーションをとるための手段にすぎない
学生時代に留学をしたり、海外にボランティアに行ったりすることも、いまでは多くあります。
そうすると、英語は常時つかうわけで、英語というのは授業で勉強するものではなくて、コミュニケーションを取る手段なのだということに気づきます。
そうすれば、英語を学習するというきもちはなくなり、手段として覚えるようになっていることもあります。
教科書に書いてある、文法通りの英語で言わなくても、単語を並べただけの英語でも、伝えることができればいいんだということがわかってきます。
こんな風にして英語力を養っていけば、より外国で多くの人とふれあい、かけがえのない体験もできるようになっていきます。
どの子どもにもなんでも可能性があるのですが、海外で活躍するということにかんしては、どの子にもできるとういことです。
幼いころから英語に触れていて、英語に対する苦手意識がないのであれば、少なくとも 「英語が苦手だから」「英語では話が通じないから」 などとはなりません。
英語に対する苦手意識がないので、自分ができることがいろいろでてきます。 職業につくにしても、英語ができれば、幅広い選択ができるようになります。
今の学生の中には、地元で実家親の元で暮らして大学に通っていて、就職も地元でするという人が少なくないでしょう。
そんな環境なら、どうして無理して英語を身に付けなければならないのだろうと疑問に思うかもしれません。
確かに、現在の日本の社会では、そんなに英語を使うというところはなく、海外の人が増えても、英語を使わないでも通用する環境かもしれません。
しかし、今小学校に上がる前の子どもが大人になるころには、今いるところもどんな環境になっているか疑問に思います。
人口減少が叫ばれている日本では、確実に海外の方が、日本にこられる機会が増えてきます。
海外とのやりとりが活発にならないと、いままでの経済を維持できなくなってくる環境が考えられます。
10年、20年後には、とても「英語が苦手だから」といって、うちにこもることはできなくなってきます。
より広い世界に出ることが当たり前の世界になっていて、否が応でも英語に触れる状況になっていくでしょう。
英語はまさに世界の公用語で、英語が話せれば、将来の選択肢は確実に増えます。
幼いころから英語に親しむことの利点は、話せる言葉が増えるということだけではありません。
英語を身につけるのと同時に、母国語でなくても英語を話すさまざまな世界の人と、触れ合い接し合う機会が多くなり、その触れ合いにより影響を受けたりして、自分にはこんな能力もあったのかとか思ってもみなかったことに興味をもつなど、得意分野が広がったことに気づくのかもしれません。
日本にあるインド人のインターナショナルスクールでは、日本人のある名人の技を見た子どもが、それに感銘を受けておなじ技に夢中になり、やがてインド代表として世界大会に出場したという話があったようです。
海外のかたがやっていたことに興味をもって、また影響をうけて自分の能力も伸ばすということは日本の子どもにも起こりうることです。
英語を習うのですが、それはきっかけで、英語学習を通じて、自分が自分で知らなかった部分が発掘されるのです。
今の日本では、やることはみなおなじような傾向で、特別なことをするということはあまりないようです。
子ども同士の競争をなるべく避けたり、を妨げたりするような社会的傾向があるような感じです。
しかし、子どもは、壁にぶつかり、困難な立場にたち、なんども失敗して成功したと思った来また失敗してを繰り返しながら成長していきます。
たとえ失敗してもうまくいかなくても、それまでに苦労して打ち込んできたのであれば、その体験は必ず役に立つときがくるのです。
その部門で役立たなくても、他のことで役立ったりするし、何度失敗しても一度でも小さな成功をすれば、喜びは一塩で、とてもいい経験として残ります。
「苦労するといけないから」といって最初から外にださないのではなく、世界に出して子どもにあえて苦労するよう努力させてみましょう。
英語で話をするということで、その一歩が開かれたるのです。
5歳までの家庭の習慣で苦労なくバイリンガルになれる
小さいころから海外にいて大きくなるまですんでいた日本人の子供でも、家では日本語、外では英語となし、海外での習慣も日本とは大きく違い、相当な苦労をすると思います。
しかし、その苦労は自分を成長させてくれます。 また、苦労しなければ成長していきません。
自分が育ってきた環境で、 「小さいころからカナダに行けていたらな」とか 「小さいころ英語のマザーグースや童謡に触れていたらどうなていたかなと思ってしまいます。
英語が母国語のようにできない劣等感、言葉遊びのジョークはほとんどわからないのですね。
こんな経験があるので、子供には小さいうちから日本の童謡などはもちろん、英語の童謡を聞かせたりしています。
そして、英語での言葉遊びの基礎もつけられるようにしていきたかったのです。
英語力の差が、将来の年収に明らかな差となって表れる
現在の日本の社会では、子どもが英語と日本語を流暢に話せるようになれれば、どんな未来があるのでしょうか?
一つの例としてあげてみると、英語力によって年収に差が出るというと調査があるです。
英会話の能力が「日常会話レベル以下」と「ビジネスレベル以上」で比較した場合で、 若いうちはさほど変わらないのですが、40代から年収の差が顕著になっていくようです。
50代になると、女性の「ビジネスレベル以上」の年収は「日常会話レベル以下」の約3倍に成という結果です。
その平均は700万円台だそうです。
英語のコミュニケーション能力が高ければ、当然ですがそれだけ高度な仕事ができます。
また、英語を話す多くの人と出会うことによって、まず視野が広がり、日本人以外や海外の人を通じた人脈が増えていき、その結果、その組織で、高いポジションに就くこともできるようになっていきます。
テレビ局のアナウンサーでは、、英語がよくできる帰国子女が多いですね。
テレビではドキュメンタリー番組やスポーツ中継などで、海外での取材が頻繁にあります。
テレビ局では、英語が話せる人物であれば、すぐに取材に送り出すことができます。
テレビ局に限らず、一般企業にでも同じで、英語ができる人を採用しておけば、いちいち英語教育などの研修をしなくてすみますし、海外との仕事でも安心して任せられます
英語をしゃべれるだけでは
ここで一つ気をつけなければならないのは、英語を使ってしごとをする場合、英語がペラペラと話せるだけではだめだということです。
海外の人と英語で簡単にコミュニケーションを取っている人は、それだけで素晴らしい能力の持ち主だと思えてしまうのです。
しかし、仕事の相手としては、英語をうまく話すということより、しっかりとした話し方と話の内容が大事なのです
英語の勉強とともに、教養を身につけることも同じくらい大事なのです。
多くの本を読んで たくさんの社会経験を積む経験も必要となります。