まず正社員で働いていて、英語のレベルが「ビジネス」以上の方で、英語が母国語の方は除いた方を対象に英語の学習方法についてアンケートしたということです。
どの様に英語を習得しましたか
どのように英語を習得したのかといことで一番多かったのが、国内での職場や仕事で覚えたという方が一番多かったということです。
約20%の方が国内で、仕事の中で覚えたということで、仕事で英語を使うとなると否が応でも覚えざるをえなかもしれません。
仕事でつかう必要がなかったら、あまり必死に覚えようという意欲はわかないかもしれませんね。
次に海外留学ということで、英語を学ぶには周りが英語という環境が一番ですので覚えやすいと思います。
高校や大学で在学中に留学できるということは経済的にも恵まれた環境といえますね。
そして、次に海外勤務ということです。
海外勤務であれば、国内で英語をつかうよりも、もっと必要に英語を使いますので必然的に覚えていくようになると思われます。
ただ、海外勤務も誰でもできるわけではないので、海外勤務ができるということは、英語をマスターしたい方には恵まれた環境ですね。
■ ビジネスレベル以上の英語を習得するのに要した時間、約7割が「3年以上」
■ 最も効果を感じれられた英語学習法、第1位は「仕事での実践で英語を使う」で約8割
現在の英語力を習得するまでに、どれぐらいの時間を要しましたか。
ビジネスレベル以上の英語というと、かなりのレベルの英語力ですが、そのレベルまで達するに時間は、約7割が3年以上という答えでした。
ただ、3年で習得できたという人は20%ほどで、5年かかっている方は30%です。
5年以上かかっているかたも半分くらいいます。
そして、10年以上かかっている方も20%くらいいることになります。
やはり一遍に英語のレベルを上げるというのはできないようで、英語を習得するにはそれ相当の期間がかかるのです。
最も効果を感じれられた英語学習法
英語の学習方法として、効果があった学習法は、第1位は「仕事での実践」でした。
実際の仕事で英語を使うとうのが、一番の学習方法ということです。
実に8割の方がそのように感じておられます。
つぎに実際に英会話をやってみることです。
英会話教室に通ったり、実際に英会話を試したりです。
英語がネイティブスピーカーの人と友達になるというのも学習に有利だと答える方が半数近くおられました。
環境によってむつかしいこともありますが、身近に英語を話す方がいれば、英語の学習も早くなります。
仕事でも英語を話す仲間がいればいいと思いますが、実践英語の習得は、日々の仕事をしている中で、英語を習得していくというのが、一番の習得方法になるようですね。
効果が感じられなかった学習法
また、英語を学ぶ上で、効果がなかった学習方法として、一番は、受験英語を勉強したように、参考書で文法を覚えるとか長文読解をやるなどの勉強法です。
英語の勉強といえばもともと学校で勉強した方法は、教科書、参考書をみて文法の勉強をして、受験英語となる長文読解にいどんでいくのです。
でも、そんな勉強法ではあまり英語が身につかないというわけです。
そして、もうひとつ効果のなかった勉強法として、単語帳をみてひたすら覚えていく方法です。
これも、受験英語の典型的な勉強法で学生時代はよくやったものです。
そしてこの勉強法をやっても、英語はあまり身に付いていかないということです。
上記の勉強法のつぎに効果が感じられなかったのが、TOEIC、TOEFLなどの英語資格を習得していく勉強法です。
結局テキストが主になって勉強することになるので、これによってあまり身についたとかんじられなかったようです。
ということで、教科書の勉強よりも人とのコミュニケーションの中で学ぶやりかたが、英語を習得する上でいちばん効果が高いと感じられているのです。
英語力の向上に“効果があった”また“効果が感じられなかった” 学習法を参考に英語を習得してほしいですね。